納得するまで、できるまでやる。

現在、英語の学びなおしをしていまして、3月は毎日50分(1レッスン25分×2レッスン)、4月は毎日25レッスンのオンライン英会話を受講しています。

 

自分が受講する側になり、最も重視していることは、受講時間数と実際の「できている」「わかっている」感覚とのバランスです。

 

25分のレッスンごとに約1時間かけて予習復習しています。3月は毎日3時間、4月は1.5時間、英語の勉強(レッスン込み)をしていることになります。

 

依然と比べれば英語に接する時間は増えましたが、言語を習得していく道のりにおいて、この時間配分では予習復習が全く足りていないことを実感しています。

 

一方、中国語を教える側になると、学習し終わったテキストの厚みでカリキュラムの進捗が一目瞭然ですので、つい、先に進みたくなってしまいます。

 

特に企業研修はゴールが明確で、しかも、そのゴールは受講者自身のみならず会社が設定したゴールであったりしますので、目に見える進捗がとても気になってしまいます。

 

受講者にとっても、同じことを何度も繰り返すよりも、少しでも目新しいことを覚えた方が新鮮かもしれないと思い、テキストをさくさく進めてしまいがちでした。

 

ある日のレッスンで発音の確認と文法の復習を念入りにした時の事。受講者の方が「このスピードならついていける」とおっしゃいました。

 

また、別の日、音読練習と会話練習のスピードを少しおとし、標準的な発音でいえるようになるまで一緒に反復しました。そして、いくつもの単語を入れ替えて一つの構文を徹底的に練習しました。その時、受講者の方が「よく分かった。(実戦で)使えそうです。」とおっしゃいました。

 

完全にできるようになるには、自己学習が必要ですが、レッスンでは「あと一歩のところまで仕上げる」ことを目指したいと思っています。