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ネイティブの先生とのレッスン

 私は自分の教室を主宰しているので、日本の方に中国語をお教えしているのですが、私自身も週2~3回のレッスンを受けています。今は瀋陽と蘇州在住の先生に習っています。

 

 瀋陽の先生とはテキストを基本にして勉強していて、主に発音のブラッシュアップ、中国的な思考や発想でより中国語的な表現をすること、そして、語彙を増やすことに集中しています。

 

 蘇州の先生は瀋陽の先生よりも少し南方風の話し方をする方で、歴史、哲学、そして今時の世界情勢まで、様々なテーマで自由会話をしています。とにかく守備範囲が広い先生なので、どこからどんな質問が飛んでくるか分かりません。毎回100本ノックを受けているような感覚です。

 

 中国の友人は数人いますが、こちらから質問ばかりするのは、ちょっと気が引けます。ですから、トレーニングを受けるということでは、お金を払って専門のコーチについた方が気兼ねなく学べて、効率が良いと思っています。また、先生たちは、「鍛え方」をよく分かっているので、こちらも安心して胸を借りられるというか、相撲で言うところの「ぶつかり稽古」ができるわけです。

 

 「教科書ではこう書いてあったけど、、」等と言おうものなら、「你不要想得太死板」と返ってきます。そんなことを言われて喜んでいる私です。