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中国語上達のたった一つの道筋

3月から英語のレッスンを毎日2コマ(1回25分)受けています。

予習は必ずします。予習をしなければ、1回のレッスンは何を学んだかよくわからないうちに終わってしまうからです。

 

復習も同様にこまめにすればよいと分かってはいるのですが、つい、後回しにしてためてしまいます。だいたい1週間に1回、まとめてレッスンメモを見返し、ひたすら音読をします。

 

英語を学びなおして改めて気が付きましたが、英語も中国語も習得のために通る道はほぼ同じだと思いました。


まず、重要なのは発音のトレーニングです。文法を理解していても発音が大幅にずれていたら、相手にこちらの意思が伝わりません。正しい発音を身につけることができれば、コミュニケーション能力が向上します。会話のキャッチボールの効率が格段にアップするからです。

 

実際、発音があいまいだったり安定しない時は、レッスン中に先生から指摘があり、「通じるレベル」になるまで練習することもあります。

 

次に、基本的な文法の把握です。いわゆるブロークンイングリッシュでも、積極的な人はコミュニケーションをとれている場面を目にしますが、私の場合、文法面の土台がない発話は自信を持てず、結局、積極的なコミュニケーションにはつながりません。

 

標準的な発音を身に着けつつ、文法知識を増やしていきます。そして、その二つの成果をレッスンで試します。

 

しかし、予行練習なしのぶっつけ本番でうまくいくことはほぼ、ありません。

「今日はこのフレーズを必ずレッスン中に使う!」と決め、使いたいフレーズを10回繰り返します。口がうまく回らないとか、センテンスを覚えきれなければ20回繰り返して読みます。

 

どんなフレーズでも20回繰り返せば、本番ですっと口に出てきます。

 

 

一回、実践で試して成功した単語やフレーズは記憶に深く刻まれるようで、その後も難なく使えるようになっています。

 

このような小さな成功体験を繰り返していくことで流暢な会話が身に付くのだと実感しています。

 

もちろん、脳に深く刻まれるのは成功体験だけではなく、失敗体験もまた然りです。

 

 

今の私にとって英語習得の過程は「学習」ではなくて「アクティビティ」となっています。

 

ここまで書いて、私が提供する中国語レッスンも皆さんにとって「アクティビティ」となり得るよう、更なる工夫をしていかねばと思いました!